本日もちょっとしたコラムです。
きょうだい関係のお話。
昔から、きょうだい構成と性格のことって良く話題にでます。
上の子はおっとりしてるとか。
下の子は要領がいいとか。
まんなかは自立してるとか。
でもこれって嘘のような本当の話。
けっこう理にかなっているのです。
今日も学校の図工で作った作品がデパートに展示されるというので、
家族で見に出かけたのですが、ものすごい人混み・・・
半ば予想通りですが、つかれた次女が、
「きもちわるい・・」「あたまいたい・・」と言い始めました。
長女は走ってトイレを探したり、妹を心配して、
最終的にはおんぶして家まで帰ってくれました。
しかしながら・・・
家に帰るとみるみるうちに元気になる次女。
「なんだ・・」とガッカリする長女。
何回でも我が家は同じことの繰り返しです。
要するに、いつもお話している学習心理学の原理なのです。
常に家族で一番下の次女の立場で考えると、
泣いたり、甘えたりすれば、必ず誰かが手を差し伸べてくれる。
つかれる(先行刺激)→甘える(行動)→助けてもらえる(後続刺激)
だからまた甘えるのであり、甘え行動が延々とつづくのです。
こうして考えると、下の子が要領がいいとか。甘え上手とか言われるのも、
至極当然で、もやは自然の理(ことわり)とすら思えてくるのです。
自分も長女の私は、長女の不器用なはたらきを見ながら、
これもまた自然の理・・・とコーヒーを飲んでいます。
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