いいこといっぱい
ラジオ英会話の話はもう何度もこのブログに掲載していますが、
まぁまぁ1週間に4-5回は聴けているかな?という頻度で、ひとまず順調に行動継続中です。
なぜ継続できるかと考えると、
それは「いいこといっぱいだから!」です。これは声を大にして言いたいところです。
挙げるとするならば、こんな感じ。
- 英語の音を聴くことができる(これは当然として)
- 英語のよくあるフレーズを覚えることができる
- これはどうなんだろう?と子どもの頭にハテナがいっぱい浮かぶ
- 子どもたちの目線で楽しそう
- 大人の目線でもちょっと楽しい(サンシャイン池崎さんのちょっとシュールなトークとか)
- ごはん中におしゃべりに夢中にならずに済む
いま思いつく限りでも色々あります。
一石二鳥。一石三鳥。と、いいこといっぱいだと、やろうという意欲が高まります。
少し前のブログで運動が継続できている方々のお話をした通り、
「話す」「笑う」「食べる」・・・と、たくさんの「いいこと」が付加されているからこそ、
少し大変でも運動を続けることができるのだと思います。
これはどんな行動でも同じです。
つまり、ラジオ英会話を推奨しているのではなく(笑)、
なにかコツコツと続けたいものがあるときには、
「いいこといっぱい!」の仕組みづくりが大事かもと常々考えているのです。
知って得する強化の種類
以前、このように行動のあとにメリットがあることによって、
行動が持続することを「強化」されると言います、とお伝えしたかと思います。
この強化には実は種類があって、
正の強化:その人にとって好ましいもの(メリット)が増えることによる行動の維持
負の強化:その人にとって好ましくないもの(デメリット)が減ることによる行動の維持
に分けることができます。
先ほどの例でいうと、
「英語の音を聴くことができる」や「子どもたちの目線で楽しそう」は、正の強化、
「ごはん中におしゃべりに夢中にならずに済む」は、負の強化、
となります。
意外に探しにくいのが負の強化ですが、人は嫌なことには絶対に近づきたくない性質があるので、
負の強化は、正の強化よりさらに強い引力を持っています。
「子どもたちのごはん中のおしゃべりが減った!!」というのは、
私にとって強烈な強化子となって、ラジオ英会話を聴かせるという行動の維持形成に寄与しています。
でも毎日は続かない・・・
しかしこのラジオ英会話、なかなか毎日の習慣にならないのです。
どうしても私の要素が大きくて、私が朝早く出かける日や、慌ただしくしている日は、
ついついラジオを聴きそびれがち・・というのが難点です。
わたしがこんな落ち着きのない正確なうえ、なんだか日々の生活リズムが安定しないので、
ついバタバタしてしまったり、うっかり忘れてしまったり。
親の存在というのは、子どもの行動を左右する「環境」でもあるので、
子どもの生活を立て直すにあたり、親自身の行動コントロールというのは必要不可欠だと痛感します。
さて今度はどうやって親の生活習慣を改善していくか、ですね。
>>これまでの投稿もぜひご覧になってみてください。
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