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公認心理師・臨床心理士/博士(医学)
医療現場でカウンセリング歴15年以上。小学生2児の母。
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”ととのう”を作るために

心理学一般

前回のブログでは、わたしのブログがちょっと途絶えてしまったお話から、
「ブログ執筆行動」という行動を中心にその原因を探ってみようというお話をしました。

復習として

「ブログ執筆行動」の先行刺激(行動を導く原因)として、
弁別刺激(引き金):「時間ができる」「話のネタがある」
確立操作(状態):「頭が冴えている」「目が覚めている」

があるということをお伝えしました。

これを図に表すならば
時間ができる(先行刺激)→ブログを執筆する(行動)
話のネタがある(先行刺激)→ブログを執筆する(行動)
のように書くことができます。

あるいは、
頭が冴えている(状態)+時間ができる(引き金)→ブログを執筆する(行動)
と書くと、もう少し正確になるでしょうか?

いずれにしても、私たちの行動は、刺激に対する反応である(矢印関係)と言えます

状態を整える

そんな当たり前のことを今さら解説されても・・・と思われるかもしれませんが、
これから工夫を考えていくうえで、まずベースとしてこの考え方が重要になります。

それでは工夫のポイントはどこにあるのか?

前回のブログでは、まず状態を整えることに焦点を当ててお話をしました

状態を整える。つまり、
「頭が冴えている」「目が覚めている」の状態を作るためにどのようなことができるのか?
を考えるということです。

「ちょっと気分転換に散歩でもしよう」
「コーヒー飲んですっきりしよう」
「仲間とおしゃべりしてリフレッシュしよう」
「だめだ、つかれた。今日は早く寝よう。」
「マッサージ行って、疲れを癒そう。」

誰でもこんな風に、気分転換の方法を考えることがあると思います

まるで専門的知識のようにお話ししていますが、
おそらくこれは、皆さまがすでに頭の中でしていることではないでしょうか?

このように、私たちは仕事でもプライベートでも、
何かうまくまわらない(達成したいと思った行動がとれない)時には、
生活を見直すことで、自分を良い状態に保とうと調整しています

これは当たり前のことですが、
意識して「状態を整えよう」と気分転換を取り入れてみると、
その効果は倍増します
ので、ぜひお試しくださいませ。

引き金は自分で作る

さて、ではでは。引き金の方はどうでしょう?

「時間ができる」とか「話のネタがある」が引き金になって、
「ブログ執筆行動」が生まれるという仕組みは分かったけど、
話のネタが毎日ないから困ってるんじゃないか!?という疑問があります。

この時にできる工夫。はい、ご想像の通り。ネタをつくるのです

ネタをつくる・・・?ともっと頭にハテナが浮かんだ方も多いと思いますが、
なにも一からネタをつくるという話ではありません。
ネタがまだあと少し残っている状態にしておけば良いのです

つまり、ブログを中途半端なところで書き終えるのです
これによって、
話のネタがある(先行刺激)→ブログを執筆する(行動)
の流れを毎日繰り返すことができるのではないか?
というのが今日の工夫ポイントです

これをもう少し詳しく説明するために、あるオモシロイ先輩のお話をどうしても紹介したい!

のですが。今日のところは、ここで終わります。
「キリが悪い」
「まだ書きたいことがある」
「続きを早く伝えたい」
こういうタイミングで話を終わらせることで、私の次回の「ブログ執筆行動」の引き金になります。

「先が気になる」
「すっきりしない」
「まだ良くわからない」
そんな皆様。この中途半端な内容、「次回のブログを読む行動」につながりそうですか??

>>

>>これまでの投稿もぜひご覧になってみてください。
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